セラミド 化粧水

セラミドってなに?

コラーゲンやヒアルロン酸が保湿に重要なことは広く知られてきましたが、最近「セラミド」という単語も聞くようになったと思いませんか?

化粧品などの肌につけるものに入っていて、保湿してくれて、そして敏感肌や乾燥肌にもいいとか。

 

でも、本当は「セラミド」ってどういうものなのでしょうか?
肌につけて効果があるの?それとも食べて体の中から補給した方がいいの?

 

その辺りをちょっと調べてみました。

 

【そもそもセラミドって何?】

 

セラミドとは、私たちの体に普通に存在しています。
もう少し詳しく言うと、体を形作っている「細胞の表面」、つまり「細胞膜」に多く存在して細胞の中身を守っている脂質の一種です。
このセラミド自体が水分を抱え込んで逃がさない性質を持っているので、ある意味細胞膜を保湿しているともいえます。
当然、肌も細胞でできているのでセラミドが存在していますが、体の表面ではセラミドの存在の仕方と働きが少し違います。

 

【肌ではセラミドが多い場所がある?】

 

肌の構造は大まかに2つに分けることができます。表面の「表皮」と奥の「真皮」です。
「真皮」にはコラーゲンやヒアルロン酸が存在していて、ふっくらとハリのある肌の土台となっています。
「表皮」は2oという薄さで私たちの体を覆っています。
この2oの「表皮」も更に4つの層に分かれているのですが、その一番表面の「角質層」にセラミドはたくさん存在して、とても重要な働きをしているのです。

 

【セラミドって体中にあるのに、肌ではもっと大切?】

 

肌の一番上の角質層とは「死んだ細胞の集まり」です。
というのも、体では新しい細胞が生まれ、古い細胞は死ぬというサイクルがあります。
この生まれ変わりのことを「ターンオーバー」というのですが、この単語に聞き覚えのある人は多いと思います。
表皮では細胞が古くなっていくと、どんどん上に押し上げられていきます。

 

そして完全に死んで角質層に届くあたりに、細胞を形作っていたセラミドが細胞の外へ出て行くのです。
そのセラミドはそのまま消えてしまうわけではなく、角質層の細胞=角質細胞(死んだ細胞)の隙間を埋める「細胞間脂質」という所に残って、角質細胞を支える重要な役割をするようになります。
これはレンガとセメントでよく例えられます。レンガが角質細胞、セメントが細胞間脂質で、セメントがレンガをきれいに整列させているのと同じことが角質層でも起こっているのです。

 

このセメントである細胞間脂質には、セラミドが約50%存在しています。ほぼセラミドでできているといってもいいでしょう。
細胞を覆う細胞膜にセラミドが多いということを考えると、大雑把に言ってしまえば、セラミドは「人間という1つの細胞を覆っている皮膚の主成分」と捉えていいかもしれません。